西安でお買い物 今回は、いつもと違って子供と二人でお出かけ… 格安ツアーを使って中国の古都「西安」へ出かけた。全日程観光食事つきだったため、自由に行動する事はできなかったが、 その土地の環境や歴史を見る事ができた。古くから中国の中心として発展し、シルクロードの基点となった都市だけに、 歴史的価値のあるものが多く残っている。 また、遣唐使・遣隋使として日本もかかわりを深く持つ都市でもある事で、 遷都1300年の奈良とも繋がる歴史の流れを感じる事ができた。 さすがに、二人旅…それも列車での移動を含んでいたため、荷物の許容範囲は限られた。わずかばかりの仕入れとなったが、 新しい知識を仕入れたという事でよしとしよう。 1日目 2009年12月3日 初の長野新幹線・京成急行を使い成田へ… CA0926便 14:55発中国国際航空北京行きに搭乗。 北京18:00着 乗り継ぎ便の西安行きの遅延により、北京空港で3時間以上の待機となった。 CA1205便 21:20北京発 23:13西安着 24:45西安リーガーデンホテル着 明日に備えて早々に休息。 2日目 2009年12月4日 8:30ホテル出発 明代の城壁に囲まれた西安の街を見ながら、バスは走る。世界遺産となっている兵馬俑抗博物館へ… かなりの広さ、現在も発掘が続けられ、1年に120体余りの兵馬俑が復元されている。発掘された銅馬車などを展示する 博物館も含め2時間ほどの見学。 昼食は郷土料理。野菜中心の料理が並ぶ。上海料理に近い薄味の味付け、野菜の味が生かされていると感じる。 午後からは、玄宗皇帝が楊貴妃と暮らした「華清池」を見学。現在は湧出量も減り遺跡的な感じのする風呂跡を見る。 夕刻、市内へ戻り、安部仲麻呂の碑が立つ公園や吉備真備の碑を見学。最後に夕焼けの照らす中、街を囲む城壁の 上へ登り西安の街を一望する。 夕食は、「徳発長」にて西安餃子宴席。 20:15 ホテルへ戻り すぐに徒歩10分ほどのスーパー「人人楽」へ… 2時間ほど買い物をし、ホテルへ帰投。
3日目 2009年12月5日 8:30ホテル出発 シルクロードの基点となった場所へ…現存する城壁よりも古いものはさらに市内を広く囲む位置にあったらしい。そこが シルクロードの基点とされ、ラクダ商隊の大きな像と、城壁の遺跡を記すものが建つ。 市内へ戻り、大雁塔へ登る。ここから見下ろす精密な碁盤目の街は圧巻である。 昼食は西安賓館のレストランで四川料理。麻婆豆腐はさすがに本格的で辛い! 午後から青龍寺へ… 僧空海が仏教を学んだ寺。現在、ここには空海出身地の高知県より記念塔と多数の桜が送られ、 桜の名所となっている。 その後、歴史博物館へ… 現地係員の張金(正確には金を3つ書く)さんにより、峡西省の歴史が細かく語られる。中国の 歴史をほとんど知らなかった私としては、とてもいい勉強が出来た。 夕刻、お茶の試飲。 ここで、北京オリンピックの公式茶として採用された「紫陽尖毛」を頂く。この近隣で産出される特級茶。 夕食は、素食(精進料理)。 19:30ホテル着 すぐに昨日と同じスーパーへ…やはり2時間ほど買い物。
4日目 2009年12月6日 7:00ホテル出発 CA1206 8:25西安発 10:20北京着 乗継まで新しい空港内をうろうろ… CA0167 13:25北京発 17:55成田着 ここからが大変… 重くなったトランクを抱えて、京成・新幹線・信越線を乗り継ぎ長野へ… 購入した主なもの
作った春雨・椎茸・茶樹茸・木耳・などを購入。 荷物のことを考えながらの買い物だったので、思い切った買い物はできなかったが、比較的治安の良い街である事や見るべき ところの多い事は一度は行ってみる価値のあるところだと感じた。 食に関しては、野菜が豊富に取れることからか、郷土料理等に見られた野菜料理のシンプルさが、大地に根付いた住民の 暮らしを想像させる。さすがに漢民族の祖となる歴史が感じられた。(KAZU) |