黒姫高原コスモス園を見る![]() 白い花が揺れている。ここがコスモス園の入り口だ。 まずはチケット売り場で入場券(大人500円・小人300円)を買う、パノラマリフトに乗るなら入場券とは別に(大人往復700円 片道400円 ・小人往復500円 片道300円)のチケットも必要になる。 チケット売場横の階段を上ると、目の前に緑の斜面が広がる。 冬はゲレンデになっているため、 林の合間に広がるスペースは裾野に向かって広がりを見せる雄大なエリアだ。 ![]() まずは、パノラマリフトで中腹まで登ってみよう。コスモス園リフト 乗り場の標高は830m、ここから約11分かけて標高1030mの望湖台 までコスモス畑の上を空中散歩する。 途中リフトに乗った写真を 撮ってくれる場所があり、この写真は出口近くで売られている。 コスモス畑が切れる辺りまで登って 来ると、左手には山紫陽花の森が見えてくる。例年なら6月下旬から8月上旬までが見頃だが、今年は 長雨の梅雨だったおかげで今見頃が来ている。もうしばらくは楽しめそうだ。 リフトを降りると、時折足元に咲く高原の植物に目を留めながら、ゆっくりと斜面を下る。 先ほど乗っていたパノラマリフトから少し離れると、望湖台と看板の立つ見晴らしの良い場所へ出る。 ![]() 風が吹くたびに翻るコスモスの花は柔らかく、そのしなやかさが見る人を優しくするような気がする。 少し汗ばむくらいリフトの半分ほど歩いたところで、木陰のベンチが目に留まった。見下ろすコスモスの花畑と涼しい風 に吹かれて一休み… ふと気が付くと、遠く左手になにやら黄色の一群が見えている。どうやら今年から植えられているひまわり畑のようだ。 あとで園内のガイドを読んで知ったが、3種類のひまわりが植えられているらしい。 さらに歩を進め、下っていく。コスモス畑の道を隔てて左手に、あきらかにコスモスより大振りの花が咲き誇っているのが目に入る。こちらも今年から植えられているダリアの畑。こちらは風に揺れるコスモスとは違って、女王の風格を持っている。珍しい品種もあり、約20種ほどがあでやかな姿で夏の陽射しの中、誇らしげに咲いていた。
大きなアズキナシの木が木陰を作っているエリアから、道を隔てて下側には、種類別に植えられたコスモスの畑がある。 まだ緑の葉が茂っているだけの畝には「ウインターコスモス」の名札がついている。晩秋に咲く種類のようだ。この他にも多種にわたって植えられており、今が盛りのものもあるが、昔のコスモスのイメージから少し違うと思ったのは「ソナタ」「クレスト」「ドワーフカーペット」と言った背丈の低い種類が多くなっている事だ。また、生育の状況によって咲き方が変る変化咲きや、微妙な絞りや縁取り、筒状花びら、八重咲きなどと、その色形も多岐にわたっている。
さらには、今までにない香りの強いコスモスも注目を集めている。その名も「チョコレートコスモス」メキシコ原産のチョコレート色をしたその 花の形は、晩生種の黄花コスモスに似ているが、開いたばかりの花は甘く強いチョコレートそのものの香りを漂わせる。一時、貴重品種に なりつつあったが、バイオ栽培により復活。現在では香りや色に変化のある改良品種も出回っている。通常のコスモスと違い、宿根する為、 ![]() ゆっくり花を楽しんだら、子供達はちびっこ広場へ一目散!抜けるような青空をバックに思いっきり遊んでみよう。犬連れの人はドックランを利用することも出来る。 ![]() 高原マーケットが建ち並び、信州の味覚もお土産にすることが出来る。 最後は、人気のソフトクリーム!長野駅や黒姫駅の観光センターなどに置かれて いる「わくわくチケット」を利用すると、 ![]() 「もろこしアイス」だそうだ。果たしてどんな味がするのだろう? 目に飛び込む鮮やかな緑の山と、風を受け優しく揺れる花々。 高原の休日は、あせらずのんびりここで昼寝でもしながら過ごす事が出来れば最高かも知れない。 開園期間 7月19日〜10月13日 (8:00〜17:00) 入場料金 大人500円 子供300円 アルマナックからコスモス園へは、徒歩10分(約400m)!! |
黒姫高原の宿 アルマナック(Almanac) 026-255-5561 090-8563-1615 〒389−1303 長野県上水内郡信濃町野尻2030-13 宿泊のご案内 周辺地図.pdf ご予約はこちらからどうぞ |
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